パフォーマンス低下は年齢のせいではなく筋肉の硬さ
こんな症状でお悩みではないですか?
・歳を重ねるごとにパフォーマンスが落ちていく
・若い頃に比べ柔軟性が無くなった
・太りやすい体質になった
・疲れやすくなった
・トレーニングをしても筋力が低下していく
確かに子どもの頃のように柔軟性は少なくなるが、ストレッチで身体は柔らかくできる。
筋力やスタミナもついてパフォーマンスは上がる。
でもある時から現状維持、もしくは低下していくのみ。
早熟、晩成と言った言葉もあるが、この差についても筋肉の質が大きく影響し、原因としても説明がしやすい。
①子どもの力に驚くことがある
筋力の差があるので最後は大人が勝つが、子どもの引っ張る力などに驚くことはないですか?
見た目は細くて筋力も少ないはずなのに。
②筋肉は力が入る時だけ硬くなる
子どものように正常な筋肉が多いうちは筋肉はふわふわしている。そこから力を入れる時だけ硬くなるので「ゼロ→100」で力が伝わる。
③脱力できない
硬くなってしまった筋肉は脱力しているつもりでも数%は力が入っているので例えば3割硬い筋肉があると「30→100」と70しか力が伝わらなくなってしまう。
トップの選手は脱力が上手い。
④トレーニング効果も低下
使えている筋肉にトレーニングの効果が出るので変化はあるが、効率としては悪い。まずは使える筋肉を増やすと同時にトレーニングする方が良い。
⑤柔軟性、代謝に影響
硬い筋肉が増えることで伸縮性もなくなり柔軟性・可動域に影響が出る。さらに太くなった筋肉で血流障害が起きて新陳代謝、エネルギーの供給が遅れ疲れやすくなる。
…
早熟と言われる選手は人より筋肉の発達が早いのもあるが、筋拘縮の蓄積も多い。
晩成の選手は練習量などもあるが筋肉への負担が少ない、または栄養状態が良いなどの理由で蓄積が少なく、技術や経験に加え使える筋肉が多いことでパフォーマンスアップに繋がってくると思われる。
多くの消えた天才と言われた選手たちがこの概念を理解していたら。
また年齢とともに諦めかけていたスポーツ時のパフォーマンス低下もストレッチ、筋トレのみに頼るのではなく、まずは筋肉を使える状態にしていくという考えに触れてみてほしい。
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